【後編】この魚偏の漢字は何て読む?由来も一緒に覚えよう!

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はじめに

この記事は、【前編】この魚偏の漢字は何て読む?由来も一緒に覚えよう!の後編の記事となります。
【前編】と【後編】の読む順序が反対でも楽しめる内容となっています。

【前編】と同様、よく見る耳にする魚偏の漢字の読みと由来をまとめました。
今回は11個の漢字を紹介します。

漢字の由来は書かれていること以外にもあります。
ご了承願います。

それでは早速、どうぞご覧くださいませ。
 

鯱(しゃち)

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魚+虎=鯱(しゃち)

海の中で「虎」のように猛々しい存在であると言うことが由来です。
 

鱸(すずき)

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魚+盧=鱸(すずき)

「盧」は黒色を表す漢字です。
黒い箇所もある魚であるからこの字が当てられたそうです。
 

鯛(たい)

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魚+周=鯛(たい)

日本周辺の海ではどこでも獲れる1年を通じて獲ることが出来ることが由来です。
また中国で「周」は、「平たい」を表す漢字とされています。
 

鱈(たら)

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魚+雪=鱈(たら)

鱈は雪の降る季節(12月~2月)に獲れる魚であり、また、身が雪のように白いことも由来とされています。
 

鮃(ひらめ)

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魚+平=鮃(ひらめ)

体が平たいことが由来です。形そのままですね。
目の位置に着目し、「眼の側(ひら)」→「ひらめ」になったとも言われています。
※鮃は向きが左。鰈は向きが右。「【ひ】らめ=【ひ】だり」を覚えておけばOK!
 

鰒(ふぐ)

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魚+腹=鰒(ふぐ)

フグの特徴でもある怒ると腹が膨れるところから来ています。
そのままですね。
 

鮒(ふな)

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魚+付=鮒(ふな)

「付」は小さいと言う意味があります。
鮒は鯉を小さくしたような魚です。(鯉は髭がある。鮒は髭が無い。)
 

鰤(ぶり)

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魚+師=鰤(ぶり)

出世魚の成魚であり、年寄りの意味を持ちます。
師走の時期によく獲れることも由来です。
 

鮪(まぐろ)

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魚+有=鮪(まぐろ)

「有」には外側を囲むと言う意味があり、鮪が海を囲うように大きく回遊することが由来です。
また、鮪は多くの肉を持っていることから
ナ(持っている)+月(にくづき)=有
が当てられたとされています。
 

鮴(めばる)

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魚+休=鮴(めばる)

根魚であるメバルは海藻が生い茂る場所や岩の間などに生息していて、あまり動かないことから休む魚と言われています。
 

鰙(わかさぎ)

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※環境依存文字の為、フォントの変更が出来ませんでした。

魚+若=鰙(わかさぎ)

ワカサギと言う名前は、若いという意味の「ワカ」と小魚を表す「サギ」が由来です。
ワカの若いから、「若」が当てられたそうです。
 

さいごに

いかがでしたでしょうか?

今回の記事では11個を紹介させていただきました。(【前編】と合わせると合計21個)
知っている読みと由来の方が多かったかも知れません。

水族館や動物園、お寿司屋さんなどで記事で掲載した漢字を目にした際は、思い出してみて下さい!
覚えた漢字を探しに行く旅も面白いかもしれません。

最後に前編となるこちらの記事【前編】この魚偏の漢字は何て読む?由来も一緒に覚えよう!も是非ご覧ください。

では、今回はここで以上となります。