この記事について
これは、以前書いた記事『 【上野動物園】まるであの競走馬?馬の食事の勢いが凄かった! 』を見返した際に、馬の食事について書いてみようと思い、まとめてみました。
それでは、本編へどうぞ。
馬の食事
【イラスト作成:執筆者本人】
『馬=人参』
馬に人参を食べさせる場面を目にしたことがある方がほとんどだと思います。
ご存じの通り馬は草食動物です。
草食動物と言えば?と言われたら早い段階で馬の名前があがるでしょう。
そんな草食動物の代表格とも言える馬ですが、他にはりんごや角砂糖と言った甘い食べ物も好んで食べます。
どのくらいの食べるの?
【イラスト作成:執筆者本人】
馬の種類によって食事の量は変わりますが、ほとんどが馬体重の約3%を1日に摂取する計算です。ちなみに、人間は1日に自分の体重の1/3を摂取すると言うことを考えると、人間って結構食べるんだな…。※水は、1日20ℓ〜40ℓ飲むそうです。
馬体の構造
馬は1日10時間以上食事をし、そのことから不断食の動物と言われたりもしています。
しかし、馬は体の割に胃が小さく、嘔吐することが出来ません。
その為、数回に分けて食事をする必要があり、餌を与える際は量に注意して与えなければ疝痛を起こしてしまうそうです。
疝痛とは腹痛のことであり、次の章で説明をします。
食べ過ぎで起こる疝痛
【イラスト作成:執筆者本人】
過食、便秘疝、風気疝、変位疝、痙攣疝、寄生疝、その他
に分けられます。馬は胃が小さく嘔吐する事ができません。
胃に食べた物が詰まってしまい、腹痛を起こしてしまうことがあります。これが原因となり『疝痛』を引き起こしてしまうそうです。
※我々人間にも疝痛と呼ばれる症状は存在します。周期的に起こる腹部の痛みのことを指すようです。
疝痛は場合によって、最悪死に至る場合もあります。
【イラスト作成:執筆者本人】
食事にしろ、睡眠にしろ、なんにせよ適度に適切な時間や量が大切と言うわけです。
人間も馬のような内臓の作りだと、どうなんでしょう?馬だから合うのかな。
食べ過ぎを抑制出来そうなので、健康的な体になりそうな気がしてなりません。
同期はディープインパクト号やカネヒキリ号。
最後に
「馬は草食動物だから、そんなに食べないのかな。」
なんて思ってましたが、不断食の動物と呼ばれているほど食べる動物だとは思いませんでした。
多く食べるけど、その分弊害もあるため、数回に分けて適度に摂らなきゃいけない。
馬自身は産まれた時からそうだから、慣れと言う物はあると思いますが、人間から見ると大変そうだなと思いました。
いつか動物園や牧場に足を運び、食事をしている馬に会った際は気にしてみてください。
大丈夫だと分かっていても、
「お前さん食べすぎなんじゃ?」
なんて思ったりしながら観てしまうかも?
今回はこの辺で以上となります。
では、では。